シエルブログ

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【0歳の成長過程】【幼児期に大切な運動とは?(幼稚園の統計あり)】


こんにちわシエルです。

 

今回は幼児期の運動教育、0歳児の発達この2点についてご説明したいと思います。

 

 

 ★はじめに

 ・今回は0歳から3歳の運動状況、改善についてお話しします。

現在日本ではITの発達、公園での規制、親の労働状況によって子供たちの運動能力が昔に比べてガクッと落ちています。

実際私が幼稚園でスポーツを教えるときにほとんどのの子供たちが外で遊ぶのを嫌がります。

幼児期の外遊びは将来自分の運動能力や危機防衛、死亡リスクなどに繋がります。

・そして2つ目は生まれてくる赤ちゃんはお母さん、お父さんの大事な宝物。

そして日本にとっても子供は今度引っ張っていく財産です。

親、保育士など関わる全ての人が一人一人適切な保育が出来るように心がけましょう。

「関わり」、「成長過程」、「気にする症状」の3つに分けて説明します。

 

★運動能力

⚽️園児の統計


いくつかの幼稚園を周ってみて自分なりに統計をとってみました。

 

・年長さん、クラスで跳び箱3段跳べた人数


大阪H幼稚園  15人中 2人
大阪R幼稚園   7人中 0人
群馬H幼稚園  10人中 1人
兵庫E幼稚園  23人中 5人
神奈川S幼稚園  9人中 3人
京都T幼稚園  17人中 6人 

 

 

・年長さん、前回りが出来た人数


大阪H幼稚園  15人中 4人
大阪R幼稚園   7人中 2人
群馬H幼稚園  10人中 5人
兵庫E幼稚園  23人中 6人
神奈川S幼稚園  9人中 4人
京都T幼稚園  17人中 8人  

 

 

・年長さん、鉄棒の逆上がりができた人数


大阪H幼稚園  15人中 2人
大阪R幼稚園   7人中 4人 (補助あり1人)
群馬H幼稚園  10人中 1人
兵庫E幼稚園  23人中 5人 (補助あり1人)
神奈川S幼稚園  9人中 3人
京都T幼稚園  17人中 10人 (補助あり2人)

 

このように現在跳び箱や前回り、逆上がりが年長さんでできない子供が多くいます。


ボールを使った遊びでは自分が投げたボールがどこへ落ちてくるのか分からない、怖い、上に投げれないといった状況の子がたくさんいます。 

 

⚽️改善

 

大人の運動能力はほとんどが0歳から3歳までで決まります。

 

🐓0歳のうちは家でボールに触れること、たくさん動くことをお勧めします。


🐓1歳になると自分で歩けるようになるので段差や障害物を使いながらよける動作を取り入れたほうがよいでしょう。


🐓2歳では飛び越える動作や、しゃがむ動きを身につけて自分の体を思うようにコントロールできるようにしましょう。


🐓3歳では運動神経が徐々に繋がりだしたところで、物を使い道具で物と体の感覚を覚えさせるといいかもしれません。

 

スポーツをする上で
脳から体に伝わるまでに時間がかかる人
能力はあるが瞬間的な判断が遅い人
はどちらも訓練をしてもなかなかすぐには治りません。


小さいうちから体を動かし、「こうしたらこうなる」というのを考えることのできる子供は運動能力が優れている傾向にあります。

 

⚽️親子で簡単にできる運動遊び

腕逆上がり

膝立になりお父さんとお母さんが片腕を広げ両方の肘を持ちます。

両方腕を鉄棒代わりに逆上がりの練習

 

馬跳び

お父さんが両膝両肘をつきます。

その体制は跳び箱3段の大きさです。

1日3回跳ぶだけでも運動能力は変わってきます。

 

風船キャッチ

家に風船、お菓子を用意します。

その風船を天井に吊るします。

吊るされた紐にお菓子をくくり子供はキャッチします。

キャッチできたらだんだん紐の長さを短くしていきます。

 

 

布団ダイブ

毛布や布団を用意し子供はダイブするだけです。

しかしこれはスポーツをする上ですごく大事な戦う気持ちが身につきます。

Jリーグのキーパーは大人になってもやってるみたいです。

是非子供のうちからやってみてはいかがでしょうか。

 

後出し負けジャンケン

子供に後出しさせます。ただ後出しするのではなく、絶対負けてと言います。

そうする事のよって判断力が身につきます。

スポーツは進化しています。運動能力に加え高度な判断力が大事になっています。

1日5回寝る前にためしてみてください。

★0歳児の発達

 

⚽関わり

 

生まれて何もかもわからず、信頼できる何かを探している状況。

         ↓

関わりが一番多い親との信頼感が形成される

 

 


生理的欲求、依存的欲求

 

食べ物を食べるのはまだ早いのでミルクなどの飲み物をたくさん飲みます。

飲んだ後は消化するのに体力を使い、ぐっすり眠りに尽きます。

昼間も睡眠と目覚めを繰り返しますが次第に睡眠の時間が長くなります。

ここでは生命の維持と生活の安定が図られます。

 

 

⚽️情緒の安定

 

喃語を話すことによって特定の大人と関わろうとします。

「笑顔」、「苦笑」を見せることによって愛情豊かで応答的な関わりが出来るようになります。

くすぐりや指を差し出すことによって表情反応を確かめることが出来きます。

表情が変わらない場合は子供と目を見てコミュニケーションを取ることをお勧めします。

 

⚽️好奇心

 

0歳児いろいろなことに好奇心を持ち物があると基本的に口で物事を試します。

気になるものがあると口で触感を確かめ、味があると飲み込もうとします。

 

⚽️泣く表現

 

赤ちゃんは違和感にとても敏感です。

痛み、排せつ、着脱など少しでも違和感があれば泣く事でしか表現できません。

すぐに泣き止むというのは難しいと思いますがいち早く気づいてあげられるように意識しましょう。

 

⚽成長過程

 

0ヶ月

 

飲み物を飲むたびに排せつをする。

1日のほとんどの時間が睡眠。

違和感に敏感(泣いて訴える)。

 

1ヶ月

 

指をくわえる。

口に物を入れようとする。

目覚める時間が長くなる。

 

 

2.3ヶ月

 

飲み物を飲みながら目を見つめる。

手助けで寝返りが出来るようになる。

おもちゃを握れる

 4.5ヶ月

脳と体の感覚が繋がりはじめ、物を握ったり離したりのコントロールができる。

親に笑顔を見せることが多くなる

 

6.7.8ヶ月

 

生活リズムが安定する。

炭水化物を摂取できるようになるため便が暗褐色になる。

物事の自動化感覚が身につきおむつ交換時など自分で足を上げるようになる。

便を我慢できおまるに座って用を足せる。

新陳代謝がよくなるので汗がかきやすくなる。

 

 

9.10ヶ月

 

少しづつ言葉が理解できリスニングから行動に移すことが出来る。

物と自分の感覚がフィールしスプーンやおもちゃなど自由にコントロールできる。

味覚がはっきりし「おいしい」「おいしくない」がわかるようになる。

人見知りが始まる

 

11ヶ月

 

ハイハイや四つん這いで移動する

言葉が少しづつ通じるようになる

 

⚽気にする症状

 

 

 目

 

目ヤニが多い

目が赤い

腫れている

 

 

喉奥が赤い

咳が止まらない

声がかれている

 

皮膚

 

湿しんがある

かさついている

水泡、化膿、がある

 

お腹、便

 

お腹が張っている。触ると痛がる

便の色、回数が多い、下痢が続く。

 

このような症状が出たらすぐ病院に連れていきましょう。

何かあってからでは遅いかもしれません。

判断を早めにすることが大事です。

 

★まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は幼児期の運動能力についてお話ししました。

・実際問題規制が多くなかなか外で遊べない、親が忙しく遊んでもらえない、運動より好きなことがあるという子供が多い状況にあります。


今後の日本のスポーツ界を強くするために、もっと言えば日本の景気を良くすることにもつながるでしょう。


皆さんで子供が自由に遊べる場所、環境を作っていきましょう

 

・そして0歳児の発達では

当たり前ですが0歳は何より必ず大人が近くにいることが大切です。

 子供は病気や怪我をしやすいため大人は子供よりも敏感になりましょう。