効率的なクロス練習メニュー4選
今回はクロスの練習メニューについていくつかご紹介したいと思います。
★はじめに
以前サイドからの攻撃パターンをご紹介しました。
それに続きサイドを攻略する最後の仕事、「クロス」を上げる事についてその練習メニューと意図についてご紹介したいと思います。
★クロスの練習メニュー
1【3人目の動きからのクロス】
👉人数:4人
👉内容:
1、中盤の選手2人は第2ゾーンからサイドの選手へボールを当てる
2、フォワードの選手はサイドの選手のサポートに行く
3、サイドの選手を追い越すように後ろの選手はオーバーラップをする
4、フォワードの選手は落としてもらったボールをオーバーラップした選手に出す
5、中央選手2人はフォア、ニアのどちらかに走り込む
6、フォワードの選手は出した後こぼれ球の準備をする
👉メリット
1、3人目の動きからボールが出るのでチームでのパターン理解が出来る
2、勢いに乗ったままクロスを上げれる
3、カウンター時の攻撃をイメージ
2【トランディションクロス】
👉人数:8人
👉内容:
1、中盤の選手1人はフォワードにボールを当ててサイドに振る
2、サイドの選手はスペースに出たボールにクロスを上げる
3、フォワード、中盤の2人は中へ入る
4、守備はゴール前で対応出来るポジションにつく
5、クロスを上げてゴールライン、タッチライン、に出るか、ワンプレーが終わったら逆のサイドからクロスを上げる
6、フォワード、中盤の2人はコーンを回ってもう一度準備する
👉メリット
1、勢いに乗られた時のディフェンスの対応
2、こぼれ球クロスの対応
3、マークの確認
">3【ポゼッション→クロス】
👉人数:5人
👉内容:
1、区切られたグリット内で3対3のポゼッションを行う
2、サーバーに当ててるとサーバーの選手はサイドにボールを振る
3、ディフェンスはファーストディフェンダー、カバーディフェンダーに分かれて対応する
4、サーバーがサイドに振った時にグリット内の選手はペナルティエリアの中に入りクロスを合わせる
5、攻撃の選手はフォア、ニアに分かれる。サーバーの選手はこぼれ球を狙う
6、ディフェンスは奪ったらサーバーに当てる(この時もサーバーはサイドに振る事が出来る)
👉メリット
1、アーリークロス
2、サーバーは常にサイドを意識
3、マークの確認
4【オーバーラップワンツー→クロス】
👉人数:5人
👉内容:
1、中盤の選手はサイドにボールを当てる
2、2列目からオーバーラップした選手に出す
3、2列目の選手はフォワードの選手とワンツーしクロスを上げる
4、中盤の選手はフォアへ入る
5、遠いサイドのフォワードはニアへ入る
6、ワンツーをしたフォワードの選手はこぼれ球を狙う
👉メリット
1、勢いに乗った状態からのクロス
2、クロスを上げる選手は中の状況を確認する
★まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はクロスからの練習パターンをご紹介しました。
ただクロスの練習と言っても、中の入り方やサイドを突破する方法、サイドに当てるタイミングなどを考えて行うメニューとなっております。
タイミングが難しい部分もありますが一つ一つ丁寧に行いましょう。