試合に出れない選手はプレースタイルから変えよう【変わるサッカー脳】
こんにちはシエルです。
サッカーをやってて技術に自信がないくて困っている選手がボール扱い以外で試合に出れる方法をご紹介します。
★はじめに
日本は昔から職人の文化があります。
一つのものに集中し一つのものを極める。
とても素晴らしい文化ですよね。
しかしサッカーでは一つの技術を極めても成長しません。
「リフティング」「ドリブル」「シュート」
日本一の技術を身につけるんだ!
と言ってこれらを必死に練習する選手が多くみられます。
個人で練習するにあたってこのような練習方法を行うのは仕方ない部分もありますがこれらプラスアルファ―で大事な技術を身につけてはいかがでしょうか。
日本人の特徴としてボールを止める蹴るの部分は世界のトップレベルです。しかし現状はサッカー脳が育っていない為個人の技術を頼るチームが多いです。
ボール、味方、相手、スペース、を充分に使ってサッカーをすることが出来ればもっと日本のレベルが上がって行きます。
この記事ではそのサッカー脳の部分、オフザボールの意識、空間の管理について徹底的にお話ししていきます。
★判断
サッカーは対人で行うスポーツ。
・ボールを取りに来る相手に対してボールを取られないようにする。
・相手の裏を取る
・守備時に相手のマークを明確にする
など場面に応じて瞬時に判断をしないといけません。
⚽️判断が早いとどのような利点があるのか?
・ボールを取られない。
相手の寄せる位置、スピード、向きに応じてダイレクトでパスを出すのか、余裕を持ってボールを持つのか、ドリブルするのかを瞬時に決める事ができる。
・一瞬でチャンスを作れる。
味方の位置を瞬時に判断することによって自分がボールを持った時にどのようなパスを出せばいいのかを選択できる。
・ピンチをまぬがれる。
流動的な相手に対してどのようにマークしたら嫌がるのか、状況判断できる。
連続的なプレーを求められるサッカーではこのように判断能力を身のつけることによって有利になる場面が多くなります。
⚽️判断力を上げるにはどのような練習が必要となるのか。
集団となると練習中や試合の中で自分なりに意識すれば少しずつ変わっていきます。
ですが個人で練習するとなるとどのように判断力を上げればいいのか?
・ドリブルの最中周りの音を気にする
単なるドリブルでは普通の個人練習と変わりません。
しかしドリブルの中で周りの音を気にするようにしましょう。
(誰かの話し声、車の音、物音など)
「感覚は足元」「意識は耳」
この感覚を身に着けることによってボールに対する意識と周りの声が合わさり、
オンザボールのバリエーションが多くなります。
・空中での感覚視野
自分でボールを上に上げて、上がっている状態で周りの色を三色見つける。
この練習では瞬時に視野を確保するのが目的です。
ボールが落ちてくるまでの短時間で首を振って周りの状況を確認します。
(そのあとのトラップのピタッと止めれるようにしましょう)
試合では認知の部分に繋がり、ボールを受ける前、自分がフィールドのどこにいるのか、相手の位置、味方の位置を知ることが出来ます。
この二つの練習法をマスターできれば今よりももっと質の高い選手になります。
自分の耳や目を最大限に使って楽にサッカーをしましょう。
★スペース管理
サッカーは相手、ボール、場所をチームで操るスポーツ。
その中でも場所というのはとても大事なポイントとなります。
今回は場所をスペースと言い換えましょう。
スペースを上手に操っている代表的なチームはマンチェスターシティです。
一人一人が自分のいる場所を把握しながら管理を徹底しています。
ではスペース感覚を身につけるにはどうしたらよいのでしょうか。
答えは「サッカーの試合を見ること」です。
サッカーを見てもどう見ていいかわからないという人が多いと思います。
⚽️プロの試合でここを見てほしいというところを紹介します。
「なぜこの選手はいつもフリーでボールを受けられるのか 」
「なぜこの選手は相手がいる所に立っているのか」
など試合を見ている中で疑問に思う部分が多くあると思います。
どのような意図があるのかをプロの試合で見てみましょう。
・センターバックが持った時のボランチの立っている場所
どのスペースにどの選手が立っているのかを見てみましょう。
選手はボールを受けるためにパスラインを引きます、相手の位置を確認しながらポジションを変えているので一人の選手に注目してみるとわかりやすいと思います。
空いている空間に立っている選手、スペースに走り込む選手、相手を引きつけている選手、誰がどの役目をしているのかを考えて見てみましょう。
・ディフェンス時のポジション
選手は相手がボールを持った時にどこに立てば前進できないかを考えています。
チームでディフェンスのやり方はそれぞれ違います。ボールの奪いどころをはっきりするためにファーストディフェンダーがどの位置からどの向きでプレッシャーをかけているのかを見てみてください。
そうすればチームの意図が少しずつわかってきます。
注目してみてみましょう。
★まとめ
今回は個人練習に焦点を当てて説明してきました。
個人練習はプレーするだけでなく試合を見ることも重要です。
意識してみることによりサッカー理解が深まりさらに上手な選手になります。
ぜひ試してみてください。
サッカーを通じて成長する方法も記事にしておりますので御覧ください。