【ユルゲン・クロップ】✖️【トーマス・トウヘル】
🐓こんにちはシエルです。
★スターをまとめるクールな指揮官 【トーマストゥヘル 】
⚽はじめに
上手な選手が多くいるチーム、指揮が上手い監督がいるチーム、戦術意識がそろってるチーム、世界にはチームが勝つために様々な角度から育成を行っている。
中でも現パリサンジェルマンの監督トゥヘルは自分の感情を工作することによってチームをまとめている。
スター選手が揃うパリサンジェルマンではチームに合わせた戦術ではなく、選手に合わせた戦術を考えている。
⚽感情表現
感情向きだしでユーモアあふれるリバプールのクロップとは違って、トゥヘルは禁欲的でクールな性格である。
選手に対しては突然期限が悪くなったり、突然笑いだしたり、いきなりジョークを言ってきたりととても謎の多い監督。
その中で選手によって怒り方を変えたそうです。
トゥヘルはこのように言っていました。
「怒って伸びるタイプ」「ほめて伸びるタイプ」「何も言わないで伸びるタイプ」
こ3種類に分かれる。
伸びるタイミングを見つけ出してやること。
ドイツではトゥヘルを変人、サイコパス、変わり者などと言われている。
監督としては優秀であるが人間性は難しい性格。
⚽鋭いカウンター
トゥヘルの戦術の一つである、カウンターは選手を生かせる最大の戦術だ。
ポジションのシステムを固定せずに攻守の切り替えを重視したゲーゲンプレスを取り入れ、ショートカウンターでの得点を常に習っていると言う。
ボールを奪われた後のアクション、ボールをとってからのアクション、ボールが止まった時、次のアクションなどプレー後の動きに要点を置いていた。
前線にはネイマール、カヴァー二、ムバッペなど多くのスター選手が揃っている。
攻撃はサイドを中心に素早く関係性を作りゴールへ向かう。
トレーニングでは試合形式の練習が多く、フォーメーション決め、約束事や条件付きの考えさせるメニューをすることによって試合ではそれが自動化できるという意図でトレーニングを行っていたという。
★愛と情熱の指揮官【ユルゲン・クロップ】
⚽️はじめに
サッカーは攻撃を楽しむスポーツ。
指揮者は選手に攻撃を楽しんでもらえるように守備を考える。
守備から始まり、攻撃で終わる、そしてまた守備が始まる。
守備の時間を短くするために守備を頑張る。
サッカーは年齢を重ねるごとにチームがボールを持つ時間が長くなる。
どれだけボールを持たない時間を短くするのか攻撃の時点で考える。
⚽向き合うかかわり
クロップは選手に対して最も愛情的に接している監督として有名だ。
試合中のリアクションの多さ、選手のアフターケア、コート外でのコミュニケーション、移籍した選手とのかかわりなど選手がいかにサッカーを好きでいてくれるかを考えている。
戦術を理解している上での情熱。これが選手にとって一番のエネルギーになっている。
自分のサッカーにあった選手が必然的に集まるのもクロップのかかわりに関係してくるのではないでしょうか。
【哲学】
— シエル (@JiKga6) 2019年11月11日
チームや選手、コーチによって色々な考え方ある
攻め方や守り方に答えはないが一つだけ共通する答えがある。それは点を決めること
過程を重視することは大事だが点を決めなければ勝つことが出来なし、目標も見つけれない
指導者は勉強し続けないといけません。
サッカー常には更新しますよ。
⚽ゲーゲンプレス
クロップサッカーの特徴であるゲーゲンプレスについて説明します。
ゲーゲンプレスとはチーム全体で勢いのあるプレスをかけるという守備戦術。
ボールを奪われた瞬間、ライン際、ゴール前、様々な場面で使われます。
「捕食者は本能的に群れの中で最も弱いものを知り全員で追いかける」
この言葉通りボール保持者に対して必要以上にプレスをかけ続ける、その一人の動きに対して周りの選手も連動して守備をし続けて相手の攻撃をストップさせるというのが目的。
クロップが率いるチームは比較的前線でボールを奪いきるサッカーであるため3トップの配置が多くみられる。
アンカーの選手、インサイドハーフの選手のポジションが度々入れ替わるのは相手のポジションを見てできるだけ隙を与えないようにスペースを埋めているのです。
このようにクロップが考えるゲーゲンプレスはできるだけ守備の時間を減らすためにチームを動かしています。
⚽プレミアでゴールを奪う鍵はスピード
ゲーゲンプレスを行うにあたって一人一人の理解が重要になりますが、フィジカル面も同時に必要になってきます。
球際で勝つ選手、瞬発力勝負で負けない選手など、前線で攻撃を止めれる選手がそろってます。
先日行われたリヴァプールVSアーセナルでは前線でボールを奪い、サイドを起点とした攻撃が多い中3-0で勝利しました。
プレッシャーのかけ方にチーム全体の共有意識があったからこその勝利だったと思います。
クロップ、トゥヘルが基盤としている基礎戦術がこちらになります。
是非参考に見てみてください。↓↓↓
★まとめ
今回は現パリサンジェルマンを率いる現リヴァプール率いるクロップについてどんな監督なのかご説明しました。
監督としてもそうですが、人としてもとても参考になる指揮者です。
・マインツ時代トゥヘルと同じクラブに居た岡崎はこう話す。
「いい意味でいい人間イコール良い監督ではないということ」
他人のことを思いやったり、考えすぎると自分のやりたいことが出来なくなる。
トゥヘルは自分のやりたいサッカーをしたい為に、チームが勝つために監督としてのトゥヘルを演じていたのかもしれません。
普段は何を考えているのかわからない監督だからこそこのチームを作り上げることが出来たのかもしれません。
これからもスター選手をコントロールし、パリサンジェルマン旋風を巻き起こしていくでしょう。
素早いカウンターに注目しましょう。
・今すごく勢いに乗っているリヴァプールですがまだまだ注目してみてみましょう。
最後にクロップが語るサッカーの哲学をご紹介します。
「退屈で面白くない本は私も数10分で読むのをやめる。私たちの仕事は、自分たちの感情を注入し、時にはファンたちの感情も生かして、一週間のここぞという瞬間に、そのすべてを出すこと。これが私の理解するサッカーだ。」
両チームもこれからどんな戦術を見せてくるのかとても楽しみです。
クロップ、トゥヘル以外にも私がオススメする監督をご紹介致します。
サッカーを更新し続ける指導者について多く情報を乗せていますので是非御覧ください。