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古い考えはもう必要ないサッカーIQが高くなる【攻撃編】

この記事ではサッカーIQを高めるための攻撃の部分を深く説明していきたいと思います。

 

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★はじめに

サッカーは攻撃と守備に分かれます。しかし野球のように「この回が終われば攻撃だ」というのはなく、前後半90分の中で攻守が入れ替わるスポーツです。

自分たちがボールを持っていいる時間が攻撃(オフェンス)

相手がボールを持っている時間が守備(ディフェンス)と考えましょう。

この記事では自分たちがボールを持っていいる時間いわゆるオフェンス

について詳しく説明していきたいと思います。

 

 

 

攻撃の始まり

皆さんはサッカーの試合を見ていてこんな風に思ったことはありませんか?

 

・なんで負けているのに後ろでボールを回しているの?、、、、①

 

・なんでゴールから一番遠いキーパーまでボールを下げるの?、、、、②

 

※最初の疑問を①。次の疑問を②としましょう。

 

私も最初は「なんで後ろでゆっくりしてるの」とか「早く前に蹴ってゴール近くまで進めばいいじゃん」などと思ってました。

 

①、②の状態でゾーンを進めていくことをサッカー用語でビルドアップと言います。

 

当たりまえですがどのチームにもビルドアップをしているのは理由があります。

 

①をしている理由

・落ち着いて攻めよう!の合図

時間のない状況だと選手たちも点を取りたくて焦っていると思います。もし焦ってロングボールを蹴ってしまうと相手のボールでこちらの守備がスタートしてしまいます。

空中にあるボールは50:50どちらのボールになるかわかりません。

最後の賭けとしてこのようなパワープレーをしているチームのありますが。点が入る確率は少ないです。

 

 

②をしている理由

・味方の動きを待って、相手の隙を狙っている。

先ほど説明しましたが選手たちはビルドアップをしているのです。

後ろのディフェンスラインでボールを回している間に前の選手は相手の動きを見ながら隙を見つけているのです。

時にはキーパーに下げて前の選手の動き出しに時間を作ったり、時にはサイドに振って相手のディフェンスを混乱させたりしています。

ビルドアップの戦術パターンが増えればチームとして楽に攻撃をすることができるでしょう。

 

 

★前線のアクション

今はビルドアップ時のディフェンスラインの話をしました。

次は前の選手の動きについてお話ししたいと思います。

 

前の選手の動き(前線のアクション)では大きく分けて2つあります。

一つ目・・・個人の動き

二つ目・・・集団での動き

 

まずは個人の動きから説明したいと思います。

 

・個人の動き

 

ビルドアップをしている時にいくら後ろの選手がボールをたくさん回して相手を混乱させても、前の選手にボールが入らなければ全く意味がないですよね。

 

後ろの選手と前の選手のタイミングが合わなとパスを出すことができません。

ではどのようにしてタイミングを合わせるのか。

 

テレビにはあまり映りませんが後ろの選手がボールを持って一瞬前を確認したタイミングでスピードを上げているのです

その間に前の選手は裏を取るのか足元で受けるのかの駆け引き(騙し合い)が行われています。

 

・集団での動き

 

集団の動きとはただ前の選手が同時にポジションを入れかわるのです。

今いるポジションから見方がいるポジションへ移動する→相手がついてく→空いたスペースへ他の味方が入る→フリーでボールを受けることができる。

これを繰り返すことにより相手を混乱させ楽にボールを前に進めることが出来るのです。

※しかしその中で技術のミス、判断のミスをすることによって一気に崩れていきます。

 

★まとめ

どうでしたでしょうか。ビルドアップは自分たちの攻撃開始の合図、様々なパターンでどのように崩して行くのか、チームによって戦術が違うのでそこもサッカーの見どころの一つです。